2020/3/31 火曜日

さよなら「私のBLOG」

Filed under: ブログ — admin @ 7:59:33

          愛媛県更生保護会施設長 松田辰夫
 今回は,私の「愛媛県更生保護会のBLOG」の最終号をお届けします。
 私は,平成29年4月に愛媛県更生保護会施設長に就任してから,その翌月から,毎月1回(多いときは2回)のペースで,更生保護事業を行う地域社会における第一線の更生保護施設の役割,活動状況等について,社会一般の理解を深め,多くの人々に広く情報を発信していく必要があるとの観点から,更生保護及び愛媛県更生保護会の,その時々の話題や出来事等をブログにまとめて皆様方にお知らせしてきました。「愛媛県更生保護会のBLOG」がそれです。
 そうした中で,皆様方から電話で,また,お会いした時に直接激励の言葉などをたくさんいただきましたことは,大変有り難く,大きな励みとなって,今日まで書き続けることができました。本当にありがとうございました。
 しかしながら,私が,この3月末日付けで愛媛県更生保護会施設長を辞職することとなったことから,今回限りで,この「私のBLOG」を終了することにしました。
 これまでの「愛媛県更生保護会のBLOG」に対する皆様方の御愛顧に対し,心から御礼申し上げますとともに,これからも更生保護の動向や愛媛県更生保護会の活動等に関心を寄せていただければ,幸いに存じます。
 顧みると,施設長としてのこの3年間の仕事は,様々な困難を伴うことが多く,苦労がたくさんありましたが,そうした困難に出会い,心が折れそうになるたびに,私は,ベンジャミン・ディズレーリの「いかなる教育も逆境から学べるものには敵わない。」という言葉を心の支えにして,困難な問題・課題と正面から向き合い,その解決を図るために積極的に前へ踏み出していくことで,何とか乗り越えてきました。また,新しく出会った多くの人たちに助けられました。被保護者の自立更生と社会復帰を促進するということは,彼ら自身の「自己肯定感」を高めることであり,かつまた,社会全体の「差別」や「偏見」,「排除」等をなくすことであり,そのために,つまり,そのような高めること,なくすことへの働き掛けをするために,私たちは更生保護の仕事をしているわけですが,こうしたことに取り組んでいくことは,決して容易なことではありません。しかしながら,困難という“壁”に何回もぶち当たりながらも,夢と志という“希望”が常に私を前向きにしてくれました。そのような時に,少しでも良い結果が出たときは,本当に幸せでした。そうした困難と幸せの連続が,この3年間だったように思われます。
 そして,今や我が国の更生保護は,時代の要請を受けた「再犯の防止等の推進に関する法律」(平成28年法律第104号)の公布,施行及び「再犯防止推進計画」(平成29年12月閣議決定)の策定によって,制度的に大きな変革が行われようとしています。このことは,再犯防止の上から,ひいては,人々が安全で安心して暮らせる地域社会づくりの上から,過去に類例を見ないほどに,画期的なことです。こうした時にあって,私が施設長の職を辞し,更生保護の仕事から身を引くことは,大変忍びない限りではありますが,これからは,活動の場を変えて,第三の人生の生き方の中で,更生保護の発展に寄与していきたいと考えています。
 私の第二の人生においても,また,愛媛県更生保護会の活動においても,それぞれ一つの幕が下りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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